About Belstaff
1924
1924年、ベルスタッフは、ハリー・グロスバーグによって、英国中部のスタッフォードシア州に位置するストーク・オン・トレント市ロングトンのビクトリア・プレイスに設立され、始めは男物と女物の防水加工の衣類を扱うメーカーとしてスタートしました。
フェニックスが羽を広げたロゴには、どんな時代の荒波をも乗り超えて続いていくようにとの願いが込められています。
完全防水でありながら、通気性のある繊維、“Wax Cotton”を世界に先駆けて衣類に採用し始めたのはこの頃です。
この繊維は、良質なエジプトのコットンに天然油脂を染み込ませる加工を施してあり、完全防水でありながら、十分な通気性を持っていました。この素材でベルスタッフは、ライダーを保護するハイテクウェアの開発を得意とするメーカーへとなっていきました。
1930
1930年代のベルスタッフは、防風・防水・耐磨耗性を持った衣類の生産を専業とするようになりました。そのため、パイロット・ライダー・軍隊はもちろん、アウトドア用の衣類分野でも、秀でたメーカーとなりました。
保護を目的としたこれら衣類の生産と並行し、ライダーの保護・安全をトータルに保障するようにと、ゴーグル・グローブ・ブーツ・ヘルメット・バッグのデザイン・開発が、年月をかけ行われ、それらの生産も開始しました。
1947
有名なTrialmasterジャケットは、熱心なライダーによって、代々支持され続けました。その中には、名高いチャンピオン達もいます。1,250勝をあげたSammy Miller(サミー・ミラー)もその一人です。
Phil Read(フィル・リード)は、Grand Prixレース参戦の際、雨の時は必ずこのジャケットを着ていました。
伝説の革命家、Che Guevara(チェ・ゲバラ)が、ラテンアメリカをバイクで横断した時に着ていたのも、このジャケットでした。
1970
70年代、有名なXL500ジャケットが作られました。素材は、この時、新たに開発されたナイロン繊維で、Belflexという名前で知られています。
この快適性・耐久性・弾力性を越えるものは、今日でもありません。XL500は、丈夫で完全防水、そして高い耐久性を持つため、今なおベストセラーになっています。
世界中の何千人ものライダーによる走行テストが行われた結果、さまざまな要因からライダーを守るのに不可欠な、全ての要素を備えたジャケットであることが立証されています。
2003
2003年、特殊部隊用の安全ジャケットの生産を目的とした研究を、イタリアの有名繊維工場と一緒に行いました。
この研究は、市場で即時成功を収めることとなった、高性能Balistic Fabricの製作へと繋がりました。
また、着心地とフィット感を高め、着る人のダイナミックな動きにも対応するため、伸縮性と防水効果を持つCorduraを織り込んだElastoseamと呼ばれる特殊な縫製システムが開発され、特許を取得しました。
ElastoseamとBalistic Fabricをうまく組み合わせた事が、高性能ジャケットとブルゾンのDelta Force Collectionへの道を開きました。
同じ年、ベルスタッフは、レザーとElastoseamシステムのユニークな品質を取り入れたことで、抜群の保護性と着心地感を実現した製品、Ergonomic Leather Collectionを開発しました。
2005
ベルスタッフの服の人気がアメリカで急上昇し、“Batman Begins”“ Blade Trinity”“ The Interpreter”“Tomb RaiderII”“Ocean’s Twelve”“War of the World”を始め、多くの映画で使われるようになりました。
ベルスタッフ博物館にあるオリジナルものからアイディアを得て作られた“Aviator By Belstaff Collection”が、2005年、発表されました。
それらは、1930~40年代に、飛行家を厳しい気象条件から守るために、作られたものです。このコレクションは、オリジナル品質に可能な限り忠実に作られており、Miramaxの映画The Aviator(主演:Leonardo Di Caprio 監督: Martin Scorsese)の衣装にも採用されました。
同年、一流の繊維工場の協力の下、Cotfortという素材を開発しました。 この素材は、高品質のコットンとナイロン、Elastan繊維を織りまぜたもので、涼味で丈夫な上、伸縮性にも大変富んでいます。
2006
ベルスタッフは、日本、ロシア、アメリカ、オーストラリア、南アメリカなどの海外市場へ進出し、成功を収めました。
ロンドン西部の代表的店舗のオープンは、ベルスタッフがトップへ返り咲いた事を象徴しています。
会社のロゴである、古代フェニックスの伝説は今も続いており、「再生」は、完璧に成し遂げられました。
そして、今なお、オートバイウェアの防水・保護性を追求し、伝統を守り続けています。
新旧両方の豊かな知識と技術、そして、ファッションとデザイン性に富んでいる会社、それがベルスタッフです。


